川崎Fのエース大久保嘉人が、先週末のJ1・1st第2節で対戦した湘南ベルマーレについて言及。試合は壮絶な打ち合いの末に4-4の引き分けに終わったが、「湘南のサッカーはすごくいい」と絶賛した。
「だって、すごくない?」。9日の練習後、大久保が記者に同意を求めたのは、曺貴裁監督率いる湘南のダイナミックな攻撃について。「あれだけみんなで前に行く。素晴らしい」と、特に攻撃にかける人数の多さに感銘を受けたようだ。一方、技巧派がそろう自身のチームについては、前方へ速く攻める意識が足りないと感じており、「(攻撃に)いけるときには、ディフェンスがいたとしてもどんどん(ボールを)出さないと(相手にとっては)何も怖くない。どんどん先にボールを出して選手が追い越していけばいい」と語りつつ、「(湘南のような攻撃が)このチームでできたら、どの相手も取れないよ」と“伸びしろ”を強調した。
(川崎F担当 竹中玲央奈)
2016/03/10 12:33