浦和は12日、日体大と30分×2本、40分×2本の練習試合を行った。
レギュラー組が出場した1試合目(30分×2本)は「全員が体が動いていない」と宇賀神友弥が苦笑するように持ち味を出せない展開が続いたが、李忠成の先制点を皮切りに武藤雄樹がPKを含めて4得点の活躍を見せ、5−0で勝利。武藤は「4ゴールを決めるというのは自信になる。ミスも多かったので課題は残るけど、そういうのも含めて良かったんじゃないかと思う」と手ごたえを語った。
2試合目はFW石原直樹が2得点を決めて2−1で勝利。右ひざ前十字じん帯損傷の大けがから復帰して以降、対外試合で初めてゴールを決めた石原は「1点目はうまく体に当てられた。2点目はらしさが出せたと思う」としながらも、「こんなに長い時間(40分×2本フル出場)は初めてだったので、プレー時間の方が自分のなかではためになった」と、ゴールよりも長時間プレーできたことに手ごたえを感じている様子だった。
(浦和担当 菊地正典)
2015/12/12 19:18