熊本は2日、3人の選手の契約満了を発表した。その3人のうち、鈴鹿に期限付き移籍となっているパブロを除く2人、藤本大とキム・ビョンヨンはチームトレーニングの最終日(10日)までと、来週日曜の13日に予定されているサポーター主催のイベント『ロアッソ熊本大忘望年祭』にも参加する。
「日本のJリーグでデビューできて、いろんなことを勉強できた。デビューになった去年の松本戦が記憶に残っています。日本のサッカーに自分のプレーは生かせると思うので、来年もできれば日本のチームでプレーしたい」とキム・ビョンヨン。
一方の藤本大は、下位カテゴリーも含めて現役としてプレーを続けるかまだ決めかねているとのこと。
「熊本では1試合だけでしたけど試合にも出る事ができたし、厳しい事も言われましたが周りに助けられた事も多かった。サッカーを通して、サッカー以外でも生かせることをたくさん学びました。これからのことはいろんな人の意見も聞きながら考えたい」
今回満了となった3人はまだ若い選手たち。熊本で経験した事を糧に、これからの活躍に期待したい。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/12/03 16:46