J1昇格プレーオフ準決勝で対決する長崎の高木琢也監督と福岡を率いる井原正巳監督は、共に日本代表で活躍した活躍した名選手。同い年でもあり、互いをよく理解しているようだ。
高木監督は井原監督率いる福岡の印象を「井原そのもの」と表現する。「現役時代、僕がFW、彼がDFだったから、よく試合で勝負したけれど、同じやられ方をしない選手でしたね。1回通用したプレーが、次に対戦するときには通用しない。先を読む力もあるし、強い選手でしたよ。今の福岡もそんな感じですよね。井原の性格そのものじゃないかな」。アジアの大砲と呼ばれた高木監督とアジアの壁と呼ばれた井原監督。監督としての対戦は現在2戦して2引き分け。現役時代から続く勝負の行方も気になるところだ。
(長崎担当 藤原裕久)
2015/11/28 16:19