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　今季、湘南で全試合出場を続けている選手が二人いる。一人は菊池大介。そしてもう一人がGKの秋元陽太だ。ここまで明治安田J1・1st第12節・柏戦（0△0）で負傷退場した以外はフルタイム出場を続けている。「毎試合必死にやってきた結果だと思う。簡単な道程ではなかったし、いま思うと良い経験ができた一年間だった」と、多くの経験を積み重ねながらここまで来たことを強調。最終節（2nd第17節）の広島戦に対しても「気負いはないし、いままでやってきたことを出すことが大事」と謙虚に戦う姿勢を貫く構えだ。

　そんな秋元だが、先週末は古巣・愛媛のJ1昇格プレーオフ進出決定の動向を気にしていたという。「千葉や長崎の試合まで見ていて、うわっきた！　ってなりましたね（笑）。本当にうれしいというか、僕がいた時は全然勝てないときもあった。その経験があったからいまの自分があるし、そういうときを知っているからこそうれしいです」と古巣のプレーオフ進出を喜びながら、大きな刺激を受けたことを話していた。