天皇杯4回戦・鳥栖戦(3●4)ではチームは敗れたものの、ポストプレーヤーとして新たな可能性を示した林陵平。「背負ってキープするスタイルが自分のプレースタイルになってきた。コンディションが良ければそれを続けていける自信がある」。チームはすでに降格が決まっているが、林はいまが絶好調だ。
今節(明治安田J1・2nd第17節)の相手、G大阪については「すごく強いと思う」と認めるが、だからこそ調子の良さをぶつけるには格好の相手でもある。「丹羽(大輝)さんがいるし、日本代表の選手と対戦できるのですごく楽しみ」と、万博ラストの空気を読む気配はない。
そんなDFラインを越えるともう一つ、立ちはだかる日本代表の壁がある。東口順昭だ。「アイツは大学先発とかで一緒だったので、すごく仲がいい。東口から点決めたいけど、強いですね、ガンバは」
仲がいいだけに、弱点も知っているはずと話を向けると、「いや、弱点ないでしょ。いいキーパーなんで」とここは多くを語らなかった。
(山形担当 佐藤円)
2015/11/18 19:52