J1昇格のためには、負けることが許されない今節(明治安田J2第40節)の東京V戦。特に富澤清太郎は小学校のころから11年まで在籍していた古巣との対戦ということで、様々な想いが交錯している。しかし、本人としては「何とも言えなくて表現しづらいですね。ただ、そこに対しての想いを重く置くことはないですし、それよりも千葉の目的が何かを考えている。なので、思った以上に東京Vが古巣だからというのは考えていないです」と話し、千葉を勝利に導くことしか考えていないと教えてくれた。
東京Vで苦楽を共にした平本一樹や土肥洋一GKコーチなど、知っている顔が現在も多く所属している。そんな古巣に対して富澤は「やはり技術的なモノを持った選手が多いというのは、前と変わっていない」と警戒を強めており、若き攻撃陣に仕事をさせる気は全くない。「知っている選手がいればやる気にもなるので、そこはポジティブに捉えていきたい」という男が、今節どのような活躍を見せるのか注目をしたい。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/11/05 20:20