今週末に神戸との大一番を迎える松本。会場のノエビアスタジアム神戸では08年の天皇杯と13年のリーグ戦で公式戦を戦った経験があるが、両試合とも大差での完敗。特に同カテゴリーだった2年前の敗戦は記憶にも新しく、その苦い思い出を払拭しなければならない。
注目はけがも癒え、チーム練習にも合流しているキム・ボギョン。先発起用の可能性も高く、反町康治監督も「中盤の選手なので、決定的な仕事を含めて攻守に躍動してもらいたい」と期待をかける。
本人は欠場した直近のリーグ2試合について、「たとえけががあったとしても試合には出ようと思っていたが、やはり回復状態が100%でなければチームには貢献できない。残念ながら試合を外から見るしかなかった」と唇を噛む。
神戸の印象については、「昔(C大阪所属時代)の印象だが、アウェーで対戦したときは難しい試合になった。当時の神戸はパワフルなチームだった」と警戒。今節も地力で勝る神戸相手に苦しい試合が予想されるが、その左足でチームに貢献する。
(松本担当 多岐太宿)
2015/11/05 19:26