佐賀で行われていたU-22代表合宿に参加していた野津田岳人は、「収穫のすごくあった合宿だった」と振り返った。
29日に行われた鳥栖のTMでロングシュートを叩き込み、「いろんな選手が入ってきた競争が激しくなった中で、自分の武器は何かを考えた時にやっぱりシュートだと思った」と語る野津田は、改めて自身の武器を再確認して自信を付けて戻ってきた様子だ。
30日は広島の練習に合流し、浅野琢磨とともにさっそくフルメニューを消化。リーグ戦の残り2試合とチャンピオンシップへ頭を切り替え、「チームで結果を残したいと強く思っている。タイトルがすぐそこまで来ているので勝ち取れるようにしたいし、自分がチームを引っ張っていければ」とタイトルの想いを口にした。
ここ2試合はピッチに立つことができなかっただけに「死に物狂いでアピールしないと」と奮い立っている野津田は、今にも豪快な左足のシュートをさく裂させそうなエネルギーを放出している。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/10/30 20:04