昨季まで最終ラインの真ん中で鉄壁のエースキラーとして相手の攻撃をはね返していた阪田章裕が、今季は3バックの両サイドにも挑戦している。今節の川崎F戦に出場することになれば、昨季10得点を挙げたレナトとマッチアップする可能性も出てくるが、「そうなったら非常に楽しみ」と意気込みを見せた。
常日頃から「外国籍選手とやるのが大好き」が口癖で、周囲に「その表現は誤解を招くからやめたほうがいい」となだめられる阪田は、昨季も甲府のダヴィ(現・鹿島)や岐阜のアブダら、パワフルな外国籍選手と対峙してきた。
しかし、今季の持ち場は真ん中ではなくサイド。「真ん中よりはるかに運動量が多くなるのでハードだが、相手の攻撃を抑えつつ、前に出て得点に絡みたい」と、日が暮れるまでクロスの自主トレーニングに励んでいた。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/03/07 17:55