
前節(明治安田J2第37節)・徳島戦(1●2)は出場停止で今季初の欠場となった横山知伸。今節・京都戦では本職のボランチとしての先発復帰が見込まれる。22日の練習後は「(ボランチは)久しぶりだし、ちょっと感覚的に違う部分もあるけど、やっていくうちにスムーズにやりたいことができてきた」と手ごたえを口にした。
京都戦で連敗脱出を狙うチームにあって、横山が担うのはコントロールタワーの役割だ。渋谷洋樹監督は「ワイドの裏にボールを落としたり、ヘソになってボールを動かしたりしてほしい」と期待を懸ける。
「相手が前から来たらボランチの両脇が空く。あとはサイドバックも高い位置まで来るので、その背後を使う。相手が攻めているときの背後にはムルジャが出て行けばチャンスになるので、そういうところを意識しながらやっていければチャンスができると思う」(横山)
背番号18の復帰を、苦境から脱するためのきっかけとしたい。
(大宮担当 片村光博)
2015/10/24 07:00