前節(明治安田J2第36節・大分戦/1△1)、精度の高いクロスから先制点をアシストした山形辰徳は「練習で要求されてきた動きをチームとして表現できたシーン。うまくいっているところは継続してできればいいです」と冷静に振り返る。
今節(第37節)は古巣の福岡戦だが「特に個人的に思うことはないです」と淡々と目の前の戦いに集中している。
「ウェリントンのパワーが強烈なので、そこは1対1にしないでチームとして彼を抑える。自分たちが攻めているときの守備の準備が大事だし、いつもどおりハードワークや球際の激しさは欠かさず、いかに90分間集中してタフに戦えるかだと思います」
残りは6試合。21位・大分との勝ち点差は「1」だ。
「今はとにかく大分を抜くことしか考えてないです。そのためには目の前の試合に勝つこと。そこだけに集中して100%の力を出せるように準備します」
冷静に、普段どおりに。ここにきてベテランらしさを発揮する山形の古巣戦に期待したい。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/10/16 19:45