チームは12日と13日の2日間がオフとなった。それぞれが有意義な時間を過ごしたようで、例えば柱谷幸一監督は所用で出向いた神戸で有馬温泉の上質な湯を楽しみ、例えば、連休となれば大阪で過ごすことが多い加藤弘堅は“諸事情”により今回は北九州にとどまり、のんびり過ごした様子。
そんな中、西嶋弘之は5歳の長男のサッカー大会に『ビデオ撮影班』として臨んだ。30チーム近くが参加した大会を見て抱いたと言う感想が、いかにも西嶋らしいものだった。
「あれだけ多くの子どもたちが集まる状況を見る機会はなかなかないので面白かった。あれだけの数がいれば、幼稚園生とはいえ、うまい子もいる。でも、そういう子どもでもJリーガーになる確率は決して高くないでしょう? だから改めていま自分がJリーガーでいられることの有難さを感じる」
もちろんビデオに収めながら我が子のプレーを詳細にチェックすることも忘れない。
「オオシさん(大島秀夫)やカズキ(原一樹)のお子さんと同じチームでプレーしているのだが、彼らに比べると技術は劣る。でも、ウチのは、なかなか激しいプレーをする」
親の目は、正しい……のか?
(北九州担当 島田徹)
2015/10/14 17:24