先月中旬の練習中に負傷離脱していた清水慎太郎だが、14日の天皇杯3回戦・仙台戦で公式戦復帰を果たしそうだ。離脱中には海外のサッカーを見て左サイドから得点に絡むイメージをつけ、練習でも「クロスにはけがする前よりもだいぶ入っていくようになった」という。
中でも参考になったのはクリスティアーノ・ロナウドとのこと。
「ロナウドは自分の点を取る場所を知っている。その中でしっかりとした守備の意識もある。レアル戦は結構勉強しましたね。どこが一番自分のストロングポイントなのか、というのを結構考えた」
ゴールに向かう迫力というストロングポイントを、より強く出すための試行錯誤。負傷離脱は紅白戦でのシュートチャンスで飛び込んだ際、GKと接触してしまったことがきっかけだったが、「あそこで逃げるのは自分らしさじゃない」とむしろポジティブに捉えている。世界最高峰のウイングから得た刺激を糧に、復帰戦でのゴールを狙う。
(大宮担当 片村光博)
2015/10/13 19:46