先日、選手たちが治療を行う一室から大きな笑い声が聞こえてきた。なんだなんだと耳をすまして聞いてみると、ラップ歌う誰かの声が聞こえてくる。その歌声の主こそがチーム最年少の澤田篤樹だ。
そんな澤田が10月7日に19歳の誕生日を迎えた。その翌日となった8日の練習後、チームメートやスタッフたちの前で練習を閉める一言を言う場に立たされるとその得意のラップを披露。「正直、いつもはアドリブなんですけど、今日は絶対ふられるだろうなという予感はしていたので、ちょっとだけ考えてきました(笑)」と語る澤田の用意してきたラップによりチームは大爆笑。この日も和やかな雰囲気で練習を終えていた。
そして澤田自身は新たな一年を迎え、残りのシーズンに向けて「自分は全部を上げないとみんなに追い付けない。一つひとつの練習をしっかりやって、自分自身の成長と次のシーズンにつながるようにプレーしていきたい」と抱負を語る。ピッチ内外で活躍する澤田の今後を楽しみにしたいところだ。
(湘南担当 林遼平)
2015/10/09 12:14