前節(明治安田J2第35節・金沢戦/2△2)で5バックを敷きながら先制点を奪われ、多少気落ちが見られるなかで2失点目をくらってしまった栃木。
このときベンチから菅和範は「切り替えろ!」などと大声で叫び続けた結果、コーチ陣から「アップに集中しろ!」「切り替えろ!」と逆に声をかけられてしまったのだとか。
「J2はベンチからも声が通るじゃないですか。ベンチから助けられることがあるなら助けたいと思っているし、自分がベンチに入るときはその役割もあると思っているので。今後もやり続けますよ」
菅は今後ベンチメンバーの場合はアップに集中しながらも機を見て声出しすることを約束する。
ピッチ内では廣瀬浩二キャプテンを中心に絶え間ない声掛けが行われているが、苦しいときこそもっとプラスの雰囲気を作ろうとする自覚が全選手に必要だろう。
90分、いや、アディショナルタイムの残り1秒まで折れない心を持続させたい。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/10/07 19:52