前節(明治安田J2第34節・長崎戦/0●1)、これまでの[4-4-2]から[5-4-1]へと布陣変更した栃木は今週、5バックの連係を確認。現状のチームは4バックと5バックいずれでも戦える状態にある。
前節途中からJ2第28節・大宮戦(0●1)以来の出場を果たした山形辰徳は5バックについてこう話す。
「5バックはディフェンス同士の距離が近いので簡単に失点するわけにはいかないけど、やられる雰囲気はないです。ただ、注意しないといけないのはセットプレーとカウンター。次の金沢もそこがストロングなのでみんなでしっかり意思統一して対応できればいいと思う」
残り8試合、タフな残留争いが続くが、山形はベテランらしく現状を達観している印象だ。
「不安になってもしょうがないんで。この結果は自分たちで招いたこと。だけど自分たちで変えることもできるし、下を向いている暇はないんです。次の試合に向けて選手・スタッフが一丸となって、可能な限りのベストの準備をして戦うだけです」
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/10/03 07:00