一歩抜け出したバイエルンが後半に強い理由
ブンデスリーガは第7節を終え、前節首位に立ったバイエルンが早くも一歩抜け出す形となった。下位ではアウクスブルクやホッフェンハイムといった近年成長を見せているチームの苦戦が続く中、監督交代のボルシアMGは2連勝で一気に調子を取り戻した。また中位では4位ボルフスブルクから12位マインツまで9チームが勝ち点3差の中にひしめく混戦状態となっており、昇格組2チームの健闘が続いている。
リーグ戦ここまで全勝のバイエルンはマインツとのアウェイ戦に臨んだ。試合は立ち上がりからバイエルンがボールを支配して先制点を奪いにいくものの、マインツの集中した守備に苦しみなかなかチャンスを作ることができない。逆にマインツは28分に武藤嘉紀がゴール前で決定機を迎えるなど、良い戦いを演じてスコアレスのままハーフタイムを迎えた。
しかし、後半に入ると51分にMFキングスレー・コマンのクロスからFWロベルト・レバンドフスキの技ありヘッドが決まり先制。63分にはMFドウグラス・コスタのパスにまたもレバンドフスキが抜け出して2ゴール目。これでレバンドフスキはブンデス通算100ゴールを達成し、今季のゴール数を早くも2ケタに乗せた。さらに68分にはD・コスタが左サイドを突破し、グラウンダーのクロスをコマンが右足で押し込み追加点。試合はそのまま終了し、バイエルンが3-0でマインツを下した…
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(BLOGOLA編集部)
2015/10/02 04:15