前節(明治安田J2第34節)・千葉戦(2○1)の2得点はいずれも相手最終ラインを完璧に崩した形で奪っている。タイミング良くバイタルエリアに侵入して1点目をアシストした横谷繁は、「攻撃のバリエーションも多くて、良い攻撃の形が何回かあった。積み上げてきたものが出せたのかなという思いがある」と自信を深めた様子だ。
今節で迎える2位・磐田との決戦に向けては、したたかな戦いをイメージしている。
「相手の心理からすると勝たなければいけないと思っているはずなので、心理的にも戦術的にもそういうところのスキを見ながらできればいい」
前回対戦(第14節/1△1)では磐田GKカミンスキーのスーパーセーブ連発が強い印象を残したが、横谷も「ゴール右上の角にシュートを打ったけど止められた。『あのコース、止められるのか』と思った印象が強い」と当時に記憶を語る。“カミンスキー破り”に向け、「数多くチャンスを作ることが必要だと思う」と意気込んだ。
(大宮担当 片村光博)
2015/10/01 07:00