10月3日の明治安田J1・2nd第13節・神戸戦から、中3日での神戸との3連戦が始まる。
ベテランの曽ヶ端準でも「記憶にない」という前例のない短期間での連戦。しかも、相手チームを率いるのがネルシーニョということで、より一層、意識することが増える3連戦となるだろう。なにしろ対ネルシーニョを考えたとき、鹿島は3連敗中。今季J1・1st第7節(1●2)の試合では終始押しながら、曽ヶ端と高崎寛之の連係ミスから決勝点を奪われ、昨季は柏を率いたネルシーニョの前に苦しみ、アウェイ(14年J1第11節/0●1)でもホーム(同第28節/2●3)でも勝てなかった。
3連戦ということは意識せずとも、「対ネルシーニョという感じ」(西大伍)ということは少なからず意識する選手も多い。これまでは、敵将にうまく長所を消されてきただけに、それを上まわる試合ができるか注目される。
(鹿島担当 田中滋)
2015/10/01 07:00