仙台は明治安田J1・2nd第13節・横浜FM戦で、2nd第6節・松本戦(3○1)以来のホームゲーム勝利を目指す。
リーグ戦の最近3試合は1勝2分と負けがない仙台だが、今節の相手・横浜FMはさらに上を行く7戦連続無敗(5勝2分)、その7試合で14得点3失点と、安定している。横浜FMの攻守のバランスを崩さないことには、仙台の勝利はない。
仙台のバランスを制御して、相手のバランスを崩す役割が期待されるのが、ボランチの富田晋伍だ。「安定した守備でボールを取れるし、そこから個人で打開できる選手が多い」と相手を警戒するなかで、「どのタイミングでもボールをすぐに取れればいちばんいいのですが、それができなくても最低でも相手に前を向かせたくない」と意気込む。
中村俊輔ら横浜FM攻撃陣の捕まえづらい動きを封じようとする一方で、「自分自身も相手の嫌なところにポジショニングをしたい」としており、攻守両面での駆け引きが見どころとなりそうだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/09/30 16:37