前節、明治安田J1・2nd第12節甲府戦は0-1で敗戦。菊地直哉のゴール前でのミスから失点を喫した1点が最後まで遠く、敗れる形となったが谷口博之は「あのプレーの意図はみんなが十分にわかっているし、普段ならキクさん(菊地)のプレーは良い方向に出ていることの方が多い」と擁護していた。結果的には悪い方向に出たが守備は安定してきたものの攻撃では得点力不足に陥っていただけになるべくボールを保持して攻撃につなげようとした菊地のプレーは意図としては十分に理解できるもの。それがわかっているからこそ、谷口もあのプレーを擁護している。
「うちの守備のリーダーだからあれで弱ってもらっても困る(笑)」と笑顔で菊地にエールも送った谷口。今節はアウェイでの浦和戦を迎えるが「鳥栖は全員で守って、全員で攻めるチーム。それがないとゴールも取れないし、ゴールも守れない」と一致団結での難関攻略を誓っていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/09/29 17:30