試合に出場できない日々が続く長友(写真=Getty Images)
首位に立つチームの中で
第4節のキエーボ戦でも、長友佑都の出場はなかった。前半にはアップを命じられたが、ロベルト・マンチーニ監督のもとでベンチメンバーはひととおり前半のうちに体を温める。肝心なのは後半だが、ここで長友に声がかかることはなく90分を終えた。試合は1-0でインテルが勝利し、4連勝で首位をキープ。正直キエーボの方が内容は良かったものの、インテルはワンチャンスにエースストライカーのマウロ・イカルディが前線のこぼれ球を粘り強く決めた。
そもそもこの試合の先発メンバーを考えるにあたり、マンチーニ監督の頭の中にはメンバーの変更という考えなどはなかった。「(勝利したミラノダービーから)フォーメーションを変えたくはなかった。ファン・ジェズスが怪我しなければ前節のままで行っていたところだった」。ただでさえメンバーの固定を好み、選手交代も「戦術変更が生じた時と、選手が疲れた時のみにとどめたい」と語る監督である。長友が食い込む余地は、キエーボ戦の時点ではなかったということになる…
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(BLOGOLA編集部)
2015/09/24 11:01