大分U-18OBの坂井大将および大分U-18所属で2種登録の岩田智輝と吉平翼の3人が、U-20W杯アジア予選に向け、21日に出発する。
昨年も飛び級でメンバー入りしながら北朝鮮代表にPK戦で敗れた坂井にとっては、雪辱のチャンス。前回は先輩の松本昌也とともにミャンマーのピッチに立ったが、今年は松本の背番号10を受け継ぎ、キャプテンとしてチームを率いラオスで戦う。
トレーニングパートナーとしてブラジルW杯にも帯同した18歳は「カテゴリを問わず日本サッカーの課題は決定力。最近の代表チームはゴールへ向かう意識を強め、攻撃パターンも増やしている」と分析する。
豊富な経験を生かし、後輩たちに海外遠征のコツも伝授。先輩の教えに従って岩田は「干し梅は欠かせない」、吉平は「ふりかけがあったほうがいいかな」と語る。ちなみに「のりたま派」とのこと。
大分の残留争いをしばしチームメートに託し、日の丸を背負って旅立つ3人の活躍に期待したい。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2015/09/18 18:21