渡邉千真がかつてのホーム、味の素スタジアムに舞い戻る。連戦の最中、「疲れがないとは言えない。でも勝っていると疲れ方が違う。みんなそう思っていると思う」とチームの高い士気に言及した。
神戸に移籍して初のアウェイ・味スタ。「東京での3年間はすごく良い時期だった。あのユニフォーム、ピッチ、スタジアムで試合をできたことは良かった。成長した姿を見せて、イヤがられるような選手と思われるようなプレーがしたい」と気合十分だ。
若手の面倒見も良い男。特に、「橋本拳人はすごく仲が良くて、期待もしていた。いまは俺がいたときよりも試合に絡んでゴールも取っている。こっちから見ていてもうれしかった」と、かつての仲間の活躍を楽しそうに語る。
ただ、「僕らは一つひとつ勝っていくだけ。この連戦を良い形で締めくくりたい」。渡邉は古巣撃破に高いモチベーションで臨む。
(神戸担当 小野慶太)
2015/09/12 14:11