ロシアW杯のアジア2次予選を終えた宇佐美貴史らG大阪に所属する4人の代表組が10日、明治安田J1・2nd第10節・鹿島戦に向けてチームに合流した。
自身も数々の国際舞台を経験し、日本では最多のキャップ数を誇る遠藤保仁もこれまで数々の強行日程をこなしてきた鉄人。それだけに、鹿島戦に向けて宇佐美らのコンディションは過度に心配していないという。
「時差も大してないし、それは代表に選ばれている選手の宿命。その中で安定したコンディションを保つには自分でやるしかない。まだみんな若いですし、最初はキツいかもしれないけど、慣れも出てくるし、そのうち体も順応してくると思う」と自身の経験に基づいたアドバイスを送る。
そして日本代表とクラブで二足のわらじを履く日々については「代表との連戦でも高いパフォーマンスを求められる。そのプレッシャーに打ち勝てば人間的にも成長できるチャンスなので、そうとらえればいい」。152試合の代表戦に出場してきた日本一の言葉だけに重みがある。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/09/11 16:56