台風の接近で悪天候が予想される天皇杯2回戦を控え、鹿島アントラーズはクラブハウスで試合前日練習を行った。
試合当日は、奇しくも豊川雄太の誕生日。今季、公式戦初先発の可能性もあるため、「自分の特長を出したい」と意気込んでいた。
豊川といえば、果敢なドリブルと思い切りの良いシュートを特長とするが、キッカーとしての精度も折り紙付き。鋭く曲がるFKは鹿島の秘密兵器でもある。ただ、天皇杯で使われるmolten社製のボールは、普段リーグで使っているadidas社のものと微妙にタッチが違うらしく「いつもみたいに蹴るとバーンと飛びすぎちゃう」と注意して蹴ることを心がけるようだ。
豊川は、Jリーグ・アンダー22選抜でもFC琉球とは対戦済み。相手の特徴も把握しているだけに、そのパフォーマンスには注目だ。
(鹿島担当 田中滋)
2015/09/09 07:00