明治安田J2第23節の群馬戦(1●2)を最後に、7試合ピッチから遠ざかっている水野晃樹。コンディションが悪くない中でベンチから外れていただけに、天皇杯のピッチに立ちたいという想いは人一倍強い。直近の練習試合ではアシストを決めているだけに、天皇杯での活躍を期待したいところだ。「普段のプレーをするだけ。試合になったからといって新しいプレーができるわけではないから、自分の場合は得点につながるプレーの質を上げていきたい」と本人も、プレーへの意欲を示していた。
甲府に所属していた昨年の天皇杯でも、水野は大学生と対戦をしている。2回戦・明治大学戦では1-0という僅差の勝利だっただけに、大学生の怖さは最も知っていると言っても過言ではないだろう。「学生はワンプレーで勢いが付きやすいので、気は抜けない」(水野)というように、油断せずに戦うことが勝利へのカギを握ると、29日の天皇杯1回戦・東京国際大戦に向けて気を引き締めていた。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/08/28 20:42