明治安田J1・1stステージでリーグ最少失点を誇ったはずのG大阪だが、2ndステージでは7試合すべてで失点を許している。
今節の相手は、攻撃陣に特長のある清水だ。「個で点を取れる選手たちだし、Jリーグの中でもタレントがそろっていると思う」と長谷川健太監督は清水の前線の個の力を警戒。選手たちもその認識は同じだが、共通して口にした要注意人物が、7月に新加入したチョン・テセだった。
「清水はクロスからの得点が多い、特にチョン・テセには気をつけたい」と藤春廣輝が言えば、最終ラインを束ねる丹羽大輝も「川崎F時代と違って、オレがオレがという感じではなく周囲も使える」と警戒心を隠さない。2ndステージ初の無失点試合に向けて、チョン・テセ封じも重要なミッションになる。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/08/21 20:18