午後の練習が急きょオフになった千葉。午前のトレーニングが終わると、居残り特訓を行う選手が数多く見られた中で、プロ1年目の北爪健吾も仲良しの先輩・金井貢史などとセンタリングの練習を敢行。「試合を見ていても、人に合わせることよりもスペースにボールをどう落とすかがゴールに一番直結すると思った。なので、そこを意識して練習をした」(北爪)と、自身が試合に出たことを想定して何本もボールを蹴り続けた。
序盤戦こそ先発の機会やベンチに入る機会が多かった期待のルーキーも、後半戦は出番がない。苦しい状況にある中で、「自分自身がプロとして長くやっていくために乗り越えていくことが必要」と現状を分析している。
「(プロが)甘い世界ではないと分かっていた。ネガティブにならずにポジティブに考えて、チームに貢献できるように考えて行動していければいい」と話す、北爪の今後の成長に期待をしたい。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/08/19 21:41