泉澤仁とのマッチアップを制する気合をポーズで表現する北爪健吾
前節(明治安田J2・第6節)の京都戦(2○0)で公式戦デビューを果たした北爪健吾。「大学ナンバーワンSB」として鳴り物入りでプロ入りしたが、壁は厚く、金井貢史のケガでようやく念願かなった。無失点での勝利に貢献し、「自信を付けられて良かった」と、ひとまず安堵の表情。ちなみに金井から試合前にLINEで、「負けたら許さない」とプレッシャーを掛けられたのだとか。「もちろん冗談で(笑)」だったが、「周りのサポートがあって臆することなくプレーできた」と、チームメートに感謝した。
その北爪、今節も出場すれば、「大学ナンバーワン・ドリブラー」として一年早くプロ入りした大宮の泉澤仁とマッチアップになる。北爪は大学時代に泉澤と対戦し、「一瞬のスピードやフェイントに、衝撃を受けた」という。以来、「このレベルの人を止められるようになりたい」と精進を重ねた。彼にとって「上を目指すきっかけをくれた存在」だ。出場は金井の状態次第だが、「出られたらしっかり止めて、成長した姿を見せたい」と、対決に想いを馳せた。
(千葉担当 芥川和久)
2015/04/08 19:29