明治安田J2第29節千葉戦に向けて井上裕大は決意にも似た意気込みを持っている。
「札幌戦(第28節/0△0)は立ち上がりが悪く、相手のペースになった。相手のパスのスキルに若干、気後れしてしまい、プレスが後手になった。それができていた磐田戦(第18節/0●1)の時のような感覚を今週はみんなで取り戻そうと頑張った。でもそれを取り戻すのは個人の勢いというか思い切りというかそういう部分になる。ダメならダメでも良いのでいく。はがされたときはまた別のやり方がある。できるかできないかではなく、やるかやらないかだ!」とまくし立てた。すると隣で聞いていた高橋祐太郎と岸田翔平もハッと大切なものに気付かされたのか、「気をつけ」の姿勢で井上をじっと見つめていた。
(長崎担当 植木修平)
2015/08/14 16:28