昨日2日、練習開始前に大榎克己前監督の挨拶がクラブハウス内で行われ、前監督は、「結果を見ても、1stステージ最下位、2ndステージが始まってもなかなか勝てなかった。今季最後まで続けたいという思いが強かったが、自分だけの思いでこのチームを動かしてはいけない。エスパルスのことを一番に考えなければいけないと思った」と辞任の理由を語った。
練習後、主将の本田拓也は、「自分たちが不甲斐なかったことで、克己さんが責任を取ることになってしまった。人一倍このチームに思いがあったと思うので、申し訳ないことをしたと思う。いまは(大榎)克己さんを喜ばせることしかない。一日一日を大事にして、残りの試合に勝っていきたいと思う」と苦しい気持ちを語った。
チームはこの日から田坂和昭監督代行の下、練習を再開している。「守備を立て直す」。明確な目標を持ったチームが、ここからスタートすることになる。
(清水担当 田中芳樹)
2015/08/03 07:00