明治安田J2第26節の讃岐戦は、完全にボールを支配しながら相手の術中にはまって、カウンターからPKを献上するという非常に悔しい敗戦(0●1)となった。しかし、大宮戦に向けた準備を始めたこの日の練習のムードはとても良かった。コンディションアップが主な目的ながら、後半のポゼッション・ゲームやラインゴール・ゲームでは熱く激しいプレーの連続。一日のオフで選手がうまくリフレッシュしたというのも理由だろうが、指揮官の言葉も影響していることは間違いない。
「選手には『ホームだし、ガチで行こう』と伝えました。大宮だから『ウチはこうしよう』という腰が引けた戦いをするのではなく、これまでウチが攻守で積み上げて来たもので勝負するということ。もちろん、すべての要素で今まで以上のパワーと高い精度がないと勝てない相手であることは分かっています」
ガチな戦い、これはスタジアムで見なくちゃ、でしょ?
(北九州担当 島田徹)
2015/07/29 17:22