小さい頃からJリーグの試合を観に足しげく通ったスタジアムで、自分が育ったクラブと対戦する。プロ4年目にしてその夢がかないそうなのが宮阪政樹だ。
ともにプレーした人も含め知っている選手も多い。その中で「僕の中で一番衝撃を受けたキーパー」に挙げているのが権田修一だ。「中学のときにシュート練習してて、『なんでこんなにシュート入んないんだ!?』と思ったのが権ちゃんでした」
また、「天才的にうまい」とプレーを評するのは梶山陽平。「明治大の時、いま新潟にいる小林裕紀さんとダブルボランチ組んでFC東京と練習試合やってても、『梶山のところではボール取れないから、他のところで取ろう』と言ってたぐらい」。
梶山からボールを奪い、権田からゴールを奪うことができるのか? ただ宮阪は「勝てればいいです。自分の点じゃなくても」とチームの今季アウェイ初勝利のために全力を尽くすことにしている。
(山形担当 佐藤円)
2015/07/17 19:14