前節(明治安田J2第20節/0●3)のC大阪戦について本間勲はチームの課題をこう指摘する。
「前半は守れていたし、後半も同様にもう少し我慢できれば良かった。ただ、1点を奪われたからと無理にバランスを崩して攻めるのではなく、もう少しバランスよく、粘り強く戦う必要はあると感じました。0対2になれば相当厳しくなるので」
確かに、敗れたJ2第18節・大宮戦(0●2)も先制された直後にバランスを崩して攻めて逆に2点目を献上。0対0の時間帯をうまく戦えるようになってきた栃木だが、0対1となったときにどう戦うかも今後チームの課題としてつぶす必要があるだろう。
今節の水戸戦に向けて本間は「C大阪戦はラインが下がり過ぎてしまったので、ラインを高くすること。自分たちがいいときは、前からプレスに行って高い位置で奪ってカウンターをしかけられている。もう一度、いい攻撃のためのいい守備をしっかり確認してから臨みます」と巻き返しを誓った。
(栃木担当 鈴木康浩)
2015/07/02 07:00