大榎克己監督は、16日に行われた日本代表vsシンガポール代表(0△0)の試合について「真ん中を固めてくるところには、サイド攻撃は有効になると思う」と、サイドからの攻撃の重要性を説いていた。
中を固めて守るチームを相手にするという点では、今節・甲府戦に臨む清水にも状況が似ているところがあるだろう。右ウイングバックの枝村匠馬も「サイドを使うというのも選択肢の一つ」と話している。
今週はチームとして攻撃の組み立ての練習を徹底しているが、「それが試合で発揮できるかどうかだと思う」と、枝村らしく冷静な言葉で語った。
勝てば順位が入れ替わるだけに、ここで挙げる1勝は大きい。ここ最近4試合で1失点という甲府の壁を打ち破り、降格圏を脱出する。
(清水担当 田中芳樹)
2015/06/19 07:00