スロベニア代表・ノヴァコヴィッチが魅せた。
14日に行われた、EURO予選16・イングランド戦の37分。味方のスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出すと、GKとの1対1を完璧に制した。
らしい形からの一撃は、代表通算30得点目となるメモリアル弾。結果的に2-3で敗れてしまったものの、「良いコンビネーションでのゴールだった。イングランドという偉大な国から決められたことは誇りでもある」。
これには西野朗監督も「足元の技術とボックス内の嗅覚はインターナショナル」と、世界レベルの実力をあらためて口にする。一方で「ウチで生かせないんだけど…」と苦笑したように、名古屋ではリーグ1得点。彼との融合はチームと本人が抱える一つの葛藤だ。
代表での今大会は6試合5ゴールと爆発中。今節・柏戦に向け、スロベニアンストライカーはこう意気込んでいる。
「少ないチャンスを決めることは、私の仕事でもある。代表ではそれができているが、ここでもしっかりプレーしたい。(良い形で)ボールを受けることができればゴールをもっと決めることができる」
(名古屋担当 村本裕太)
2015/06/18 16:00