六川則夫メルマガVol.106『ユーロ2012 オンリー・イエスタディ ギリシャ対ロシア』を配信しました。
以下、一部を抜粋して掲載します。
パリ5月革命のさなかに歌われた「AH! LE JOLI MOIS DE MAI A PARIS!(日本では“美しき五月のパリ”として加藤登紀子が歌った)」になぞらえる訳ではないが、今回のユーロはまさに、天、地、人、美しき6月のポーランドであり、ウクライナだった。
ワルシャワ中央駅から歩いて30分、ヴィスワ川を渡った先にナショナルスタジアムがある。ロケーションの印象はトヨタスタジアムを彷彿とさせる。川べりでは水着に着替えた人々が日光浴をしていた。これがフランスあたりだったら上半身を露出しているマドモワゼル、マダムにお目にかかれるのだが、お国柄か上下を年代物の水着でがっちりガードしていた。
橋の欄干には、クリエーティング・ヒストリー・トゥゲザーと大会スローガンが掲げられていたが、”HISTORY”がHIST”E”RYと、”O”の部分が”E”にペインティングされていた。残念ながら両国はリーグ戦で敗退、ペインターの意図とは裏腹に、テンションはあがらないままお互い大会から去ることになった。
(以下、メルマガ本文に続く)
六川則夫メールマガジンは、ベテランカメラマンの六川則夫が、これまで新聞、雑誌、ネット上などで展開してきたフォトレポートを中心に、なかなか紙媒体では表現が難しかったテーマにも挑戦しレポートします。常にカメラマンとしてライン際からサッカーを見つめてきた「眼(ファインダー)」を通して、「サッカーの真実」に触れてください。
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(BLOGOLA編集部)
2012/07/16 18:12