エステバンは磐田戦の得点について、「僕だけではなく全員が前からプレッシャーをかける意識を持ってプレーできていました。たまたま僕がボールを奪えてGKと1対1になって決めることができた得点だと思います」と話す。得点も見事だったが、自らの得点以上にまずはチームのことを言葉にできる所がエステバンの素晴らしさだ。
フォーメーションが[4-1-4-1]に変わり、よりゴールに近いポジションを任されるようになったことで、守備だけではなく攻撃の役割も求められるようになった。しかしながら、守備が得意な選手だけに攻撃に関わる動きで苦労している様子も少なからず見えた。それだけに得点という形で1つ結果が表れたことは本当に良かった。
今節・福岡戦でもエステバンの武器であるボール奪取から得点が生まれることを期待したい。
(徳島担当 柏原敏)
2015/06/04 19:45