前節・湘南戦(0△0)で負傷交代した塩谷司は、4日の練習を別メニューで調整。練習場を引き上げる際には、「マジでやばい」という言葉とは裏腹の明るい表情を見せたが、7日の柏戦への出場は不透明な状況となっている。
湘南戦は塩谷に代わって佐々木翔がプレーしたが、4日の練習では宮原和也が主力組でプレーした。19歳のDFは森保一監督から喝を入れられる場面もあったが、2人に囲まれても球際の戦いを制す気持ちのこもったプレーを見せてアピール。「シオ君がどうなるか分からないですけど、いい準備をしたいです。柏には強力な外国人がいる。あの二人を抑えないといけない」と、体と心を柏戦モードに入れていた。
ナビスコカップで評価を高めてきた宮原は、「一つ上の浅野君と(野津田)ガク君の活躍に刺激をすごい受けているし、昨日は(同期の高橋)壮也もアシストしている。自分も負けてられないって気持ちはすごくあります」と、意欲をみなぎらせている。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/06/04 17:48