20歳のMF小林祐介が、19日のACL水原戦(3○2)では後半1分から登場。控え選手中心で臨んだ6日のビン・ズオン戦(0●1)にも出ているが、“再デビュー”というべき一戦を飾った。
「球際が日本と全然違うけれど、そこは自分の得意としているところ」と本人が語る通り、彼は強みを存分に発揮。ほんわかしたキャラクターからは想像もつかない反応の速さ、球際の鋭さで、中盤の安定に貢献していた。3点目は彼が自陣深くに戻ってボールを収めて右サイドに運び、カウンターの起点にもなった。
83分に相手の肘打ちを受け、右のオデコを大きく腫らして交代したのは心配だったが、翌日には腫れも引き、影響はないという。ひとまず安心した報道陣だったが……。3点目に絡んだプレーについて聞くと「そうでしたっけ?全然覚えてない」(小林)という怪しい答えが返ってきた。
記憶が飛んだのか? いわゆる“天然”か? 本人は特に気にする様子もなく、クラブハウスに引き上げていった。
(柏担当 大島和人)
2015/05/24 10:10