18日、クラブより、「6 月30 日までの契約期間後、契約を更新しないことで合意した」と発表されたカカウ。翌19日の練習後、報道陣の取材に応じ、現在の心境を語った。
冒頭、「セレッソに来ることができて、とても幸せだった。ここでプレーできたことは、幸せという言葉以外にない」と柔らかな表情を浮かべた一方で、「自分としては(契約満了後も)プレーしたかったが、人生とはすべてが思い通りになるわけではない」とも話し、J1昇格へ向けて志半ばの状態でチームを去ることへの心残りもにじませた。
今後については、「ここにいる限りは全力を尽くしてプレーする。最後まで自分がやれることはやりたい」と話したカカウ。取材の最後には、「セレッソでプレーできたことは本当に幸せだった」と再びクラブへの感謝の気持ちを述べ、「これからもサッカーを続けたい」と現役続行の意欲ものぞかせた。
今後の起用法について、パウロ・アウトゥオリ監督は、「状況を考慮した上で決める。結論が出れば、またみなさんにもお伝えできる」と語るにとどめた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/05/19 19:07