今節、名古屋戦を前に水沼宏太はロンドン五輪を目指した世代別代表でも共にプレーした永井謙佑を警戒。永井のスピードについて「今まで一緒にやった選手の中で一番速い。あれは次元が違う。競争する気力を無くすくらい速い」と大絶賛。しかしながら、永井が従来通り、左WBで出場すればマッチアップするのは水沼自身。
そこで対策について尋ねてみると「そういう(速さ)勝負にはしたくない。スペースが無ければ走りたくでも走れないのでそういう風に対応できれば」とスペースを埋めることで永井の速さを封じ込める狙いだ。また、「特長がある選手だけどあのポジションはやり慣れていないだろうから不慣れな部分を突いていきたい」と守勢に回すことで特長を消すという狙いもあるようだ。
チームは6試合ぶりの勝利を懸けて名古屋に乗り込むが水沼が永井を抑え込めるかどうかは大きなポイントになりそうだ。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/05/15 15:35