今季に広島へ加入したブラジル人アタッカーのドウグラスは、ここまでチームトップの3得点を奪う活躍を見せて、チームメイトの信頼を集めている。
徳島時代からのチームメイトである柴﨑晃誠が「ドグは自分でもしかけられるし、シュートも打てるし、最近は味方もうまく使っている。すごいやりやすい」と賛辞すれば、柏好文は「ドグは強いし高さもある。ドグの良さをいかせるように滞空時間の長いクロスも意識したい」と語る。ドリブルで前へと突き進む推進力、パンチ力のある左足のキック、迫力満点の空中戦。これらドウグラスの長所を引き出すため、チームメイトも援護を惜しまない構えだ。
明治安田生命J1・1st・第12節・鹿島戦へ向けて調整を行った15日。実戦形式の練習でゴールネットを揺らしたドウグラスは、「私たちにもチャンスはある」とステージ優勝を視野に収め、「明日は絶対に勝ちたい」と力強く語って鹿島へ向かった。
(広島担当 寺田弘幸)
2015/05/15 15:22