大阪体育大との開幕前最後の練習試合を翌日に控えた26日。チームは紅白戦形式で、攻守における連係確認に励んだ。守備陣を中心に声をかけ合う場面も多く、昨季よりよく声が出ている印象だ。
「守備はコミュニケーションが大事。行くところ、行かないところは声を出して確認していかないと。コミュニケーションの部分はもっと良くなる」と藤本康太主将は話した。
また、この日は練習冒頭に興味深い光景が見られた。3人1組になって行うアップ時に、“播戸竜二、茂庭照幸、小暮大器”という組があったのだ。小暮はユースから昇格のルーキー。練習後、「勇気あるね。良いと思う」と声をかけると、「あの組み合わせになったのはたまたまですけど、良いアドバイスもくれるし、積極的に入っていきたいです」と初々しく話した。小暮は紅白戦でもサブ組の左SBとして積極的にボールを引き出す要求を行っていた。
今季は移籍組のみならず、粒ぞろいの新人たちにも注目だ。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/02/26 16:39