2試合続けて先発出場が続いている伊藤優汰。明治安田J2第8節・徳島戦(0●1)では徳島の守備陣形に生じるスペースに侵入してパスを引き出すなど、序盤の攻撃構築に一役買った。
ただし、そこから先で決定機を作るまでは至っておらず、24日の練習後に「チームとして(攻撃の)形を作れていないし、怖さが無かったと思う。攻撃に厚みを作っていきたい」と修正点を話している。
明治安田J2第7節・長崎戦(1●4)ではドリブル突破を仕掛けて転倒した際に相手選手の足が顔に入って途中交代。その場であごを7針縫った。徳島戦ではその状態で78分までプレーし、試合後のスタジアムで抜糸している。
また、あごだけでなく口の中も切れていたそうで、先週は食事を取るのも一苦労だったようだが「徳島戦に出るつもりだったので、細かく刻んだりして食べていました。もう口の中も治ったので、普通に食べれることが本当にありがたい」と、この日一番の笑顔を見せていた。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/04/25 07:00