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　前節、C大阪に完勝（2○0）を収め4連勝と勢いに乗る金沢。ビッククラブ相手に結果を残したことで、徐々に注目されつつある。開幕前に、今季のダークホースになると予想した人は少なかっただろう。

　13年の長崎を彷彿とさせる快進撃にも、チームの目標は『J2残留』からブレない。その目標を達成するためにも、今節・讃岐戦は重要な一戦となる。昨季入れ替え戦を経験した讃岐。J2の厳しさ、恐ろしさを知るクラブとの対戦を前に、作田裕次は「むしろこっちのほうが大事な一戦」と話した。

　この日の練習場は叩きつけるような雨が降った。それでも傘を差して選手たちを見守るサポーターの姿もあった。予想をはるかに上回る結果が出ているだけに、当然周囲の期待は高まっていく。それに応えるべく、森下仁之監督は「裏切らないようなファイティングスピリットを見せたい」と語った。