4月8日のJリーグヤマザキナビスコカップ第3節・神戸戦(0△0)で、多々良敦斗が仙台加入後初めて先発フル出場を果たした。多々良は仙台加入後はCBとして練習を重ねてきたが、この日は負傷者が相次いでいた右SBで先発出場。松本所属時にも経験のあるポジションであり、2010年にJFL後期第17節のソニー仙台戦(2●3)でユアテックスタジアム仙台のピッチに立ったときもSBを務めていた。そしてこの神戸戦では、「特に後半は茂木たちと攻撃でも守備でも良い連係ができました」と、同サイドのMF茂木駿佑やFWとの連係からチャンスも多く作っていた。
3月18日のナビスコカップ第1節・横浜FM戦(1○0)のころからは、「敦斗 33」と書かれた新しいゲートフラッグがユアスタに掲げられるようになった。神戸戦でもこのゲートフラッグをあらためて見た多々良は「本当にありがたいし、もっとサポーターの方々に認めてもらえるように練習から頑張ります」と感謝した。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/04/09 19:01