5日に行われた明治安田J2第6節では、横浜FC対磐田の一戦で、三浦知良がJリーグ最年長得点記録を48歳1カ月10日に更新するゴールを決めた。
日本サッカー界のレジェンドながら、今なお現役でプレーし続けるキングカズのゴールに日本中が沸いたが、C大阪の染谷悠太も「喜ばしいことですね。サッカー界全体が盛り上がりますし、同じプレーヤーとしても励みにもなります」と、このゴールを喜んだ一人。
染谷はJ2第4節のC大阪対横浜FC戦の試合中に三浦の顔の一部を負傷させてしまい、その後、横浜FCのクラブハウス宛に、試合後のユニフォーム交換の御礼のメッセージと共に花束を贈っていた。
7日の練習後、その贈り物に込められた気持ちについて聞くと、「けがさせてしまったお詫びもありますし、ユニフォームもいただきましたし、謝罪と感謝を込めて送らせていただきました。(花束は)奥さんが『相手がカズさんだからというより、人として贈った方がいいよ。サッカー選手である前に、一人の社会人としてしっかりやろうよ』と言ってくれました。奥さんに感謝しています」と語った。
今節の明治安田J2第7節・金沢戦に向けては、「昇格チームは勢いもあると思う。今の順位にいるには理由もあると思うし、しっかり戦いたい」と気持ちを入れていた。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/04/07 12:46